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2016年3月31日

お知らせです!

4月の勉強会でお話をさせていただく、SIMS建築設計の島村です。今回、塗り壁材についてお話をさせていただくのですが、その内容については次回にさせていただいて、今日は私事のご紹介です。

ずっと更新できていなかった弊社ホームページの更新を予定しています。
WORKSやプロジェクトを整理していくと、独立してから沢山させていただいてきたなあと、
お客様への感謝の気持ちで少し感慨深くなりました。
昨年から「木の家をつくる会」にも入会させていただいて、更に木の家づくりに取組める環境にあります。この会を通じて木が好きな方と出会い、一緒に家づくりが出来ることを楽しみにしています。

▼4月1日の更新予定です。それまでワンカットだけご紹介。勉強会でご紹介するものではありませんが、塗り材を壁に施しています。是非、ホームページもご覧ください。

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著:SIMS建築設計


2016年3月28日

たとえばなし

設計事務所が住まいづくりでお役に立てる事についてのお話し。
木の家の設計については、他の設計メンバーが書かれているので、
少し視点を変えて。

この前のブログで少し触れましたが、先日の勉強会のリハーサルで
「判り易い」ってお褒め頂きながら、すっ飛ばしちゃった例え話。

あなたは熱が出てしんどい時にどうしますか? 風邪引いたと思って
薬局に行って、風邪薬を買いますか?それとも、病院に行ってお医者
さんに症状をお話しして薬を出して貰いますか?

どちらにしても“薬”は手に入りましたね、もしかしたら同じ“薬”かも
知れないです。でも、その薬を手に入れるために取った行動はまるで
違います。

Aさんは自分で症状を判断して、自分に合うであろう薬を手に入れた。
Bさんは自分で判断せずに、病院に行って自分の症状に有った薬を
処方して貰った。

Aさんの行動力は素晴らしいですね。でも、もしかしたらAさんの
病気は風邪では無くて、他のもっと恐ろしい病気なのかもしれない。。

Bさんはただの風邪で、わざわざ病院に行く必要の無い程度の病気
だったかも知れない、でもそれは病院で診察して貰ったから判って
事ですね。Bさんはお医者さんに診察して貰い、安心して処方して
貰った薬を飲む事が出来たと思います。

私達設計者がお役に立てる事は、お医者さんの役割に近い処が有り
ます。かっこいいデザインの家を設計する事も重要な事ですが、建主
さんのお話しに耳お傾け、その人、そのご家族の為の処方箋(設計)
をつくり、判りやすく説明して、納得、安心して住んで頂ける住まい
づくりのお手伝いをさせて頂く事が重要な役割だと思います。

100の家族があれば、そのご家族に合った住まいは100通りです。
趣味趣向、家族構成、土地の条件、生活スタイル、将来設計、大切
にしたい事。考えなくっちゃいけない事は沢山あります。それらを
一つ一つ紐解いて、納得して設計を進めていく、現場が始まっても
一緒に考えながらつくり上げていく、あなたの為、ご家族の為だけ
のオンリーワンの住まい、一緒につくりませんか。

桜森町の家 想建築工房




著:山中 淳想建築工房


2016年3月27日

林業新時代の予感

クリニックの見積もりの期限が 迫ってきているので

会社に出てきて仕事を始める前に コーヒーを飲みながら

新聞に目を通していると 企画特集で林業のことが特集されていました

特に私が注目したのは 今回森林組合を束ねる全国森林組合連合と

木材業者が加盟する全国木材組合連合が木材を売る側、買う側という

利害関係をこえて 木材を優先的に活用するウッドファースト社会の実現に向けた

行動宣言に調印したそうです。26年ぶりに国産材の普及率が30パーセントをこえた

ことなど 木にかかわる人たちが地場の木材を使って安定供給できまた需要がさらに

拡大されること望んでいます。 和歌山県も人口減少がこれからも続くと思いますが

地域活性化をしていくために一番効果あるのが地域資源の活用だと思っています

特に和歌山は紀州材という他府県に誇れる地域資源があります。

私たちが声を上げる力は 小さいかもしれませんが 勉強会や紀州材のイベントなどを

通じて理解してもらえるように また4月、5月とりんくうのイオンで 小さな紀州材フェアも開催

予定なのでもっとみなさんと話ができればと思っています。

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紀州材のよさを体感できるショールーム「和杢庵」




著:前田純(株)和秋建設


2016年3月26日

最初の打ち合わせ

今回、和歌山市内で新築される施主様と

和秋建設の前田氏と設計事務所の私の3者で

初めての打ち合わせを和杢庵で行いました。

敷地の事、長期優良住宅の事、補助金の事

ローンの事、これからの日程の事等

打ち合わせは、多岐にわたりましたが

設計の仕事が始まる前にご説明させて頂きました。

これから施主様と共にひとつずつハードルを越えて行きます。

 




著:大谷建築設計事務所 大谷


2016年3月25日

町の工務店ネットに加入しました

木の家をつくる会ではないですが 私の会社 和秋建設が

町の工務店ネットに加入しました。

一般的なフランチャイズ的な会ではなく

各工務店、地域の知恵を相互に活かしあいながら

また地域のことがよくわかっている工務店で家を建てるのが

一番だということを みんなで考えながら,また学びながら

勉強していくところです。 代表の小池一三さん 私が読んでいた

チルチンびとの創刊に携わり 編集人を務めていた方です。

また2000年に「近くの山の木で家をつくる運動」を提唱し

林業再生 地域材利用の発火点となりました

私の会社や 木の家をつくる会でバイブル的に使っている本なのですが

前にブログでも紹介したことがありますが「木の家に住むことを勉強する本」

という本なのですが、この本にも関わった人です

そんな人が 代表である町の工務店ネットだから今回加入することにしました

地元の木材を使うこと等々  木の家をつくる会の思想とラップするところは

多々あるように思っています。

またケーススタディハウスなど皆さんに アピールできる地元の木材を使った

住宅の提案もできるようになります。また日ごろから使っている 自然素材の

良さやどんな商品が優れているかなど 使ってきてこれが一番いいとの

バックボーンがあるので いろんな面でこれから伝えて行けたらと思っています。

いいと思う考え方 和秋建設 木の家をつくる会 分け隔てなく共有できたらと

思っています。

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著:前田純(株)和秋建設


2016年3月24日

木の家をつくる

「木の家をつくる会」で私が設計するときいつも心がけていることがあります。

それはどれぐらいのバランスで木を見せるかということです。

会で扱う紀州材は色つやもよく、木目のきれいな材で、すべての部材を表に出して見えるよう

にしたいのですが、そこをぐっとこらえて効果的に見せるようにしています。

それは木を前面に出しすぎると、木に意識がいき過ぎるような気がするのと、ちょっときつい

(表現が悪いですが)感じがするからです。

日々の生活は、何かを意識しすぎることなく、ゆったりと生活してほしいと思っています。

それ以外に、ソファー等の置き家具もいろんなデザインのものが合わせやすくなります。

見せる木もできるだけ力強さが表れるように、意識的に表す部材を選別しています。

力強さが感じられると、安心感があり、よりゆったりとできると思うからです。

以上は私の考えですが、会には6人の設計者がいます。

当然、それぞれ違う考えを持っていますので、気の合う設計者を見つけて一緒に木の家を

つくってみませんか。

直川の家




著:山野 公嗣 スペースデザイン