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2017年8月8日

和田の家 床塗装です

昨日の台風が過ぎ去って 何もなかったかのような

晴れの暑い日が戻ってきました。

日本各地で台風の被害が出ているみたいですが

和歌山市に限っては大きな被害もなかったみたいです。

さて和田の現場ですが 昨日と今日の2日にかけて

床に施工してある 厚み30mmの紀州材の杉のフローリングの塗装を

行いました。 塗装前に美装工事を行い 床の傷を確認して

直してからの塗装工事になります。どうしても無垢のやわらかい杉のフローリング

なので きっちり養生していても 傷が一つもなくというわけには

いかないので最終の仕上げ前には 時間をかけてこの作業を行います。

自然塗料の リボスというメーカーの塗料を2日にかけて2回塗りして仕上げます。

幅が165mmあり  ほとんど節の無いフロアーなので

塗装することによって 床自体が 濡れ色になり 時間をかけて

木材が本来持っている油分で あめ色になっていきます。

無垢の本来持っている美しい姿を 最大限に引き出しています。

2回塗り完了後のフローリングです。

いつもお世話になっている 植田塗装店の職人さんです

暑い中頑張ってくれています

リボスはアレルギー対応の自然塗料です。




著:前田純(株)和秋建設


2017年8月6日

今週末 打ち合わせ

今週の週末 土曜日、日曜日にかけて 打ち合わせが続きました。

今月末から着工する施主様、また9月末から着工する施主様とも

見積もりも仕上がったので打ち合わせしました。

また 土地探しから一緒に進めている施主様とも打ち合わせし

150年前の家の古民家再生を希望している人とも打ち合わせしました

近日中にも 現場を見に行くことでお話させていただきました。

土日で午前 午後 という形で打ち合わせさせていただきましたが

やっぱり 時間をかけて打ち合わせをするのが一番いいと思っています。

メールや電話、ラインなども使いますが やっぱり会って 目を見ながら

お話するのが、お互いの気持ちを分かり合う最善の方法だと思います。

着工すれば おのずと工期は大体読めます

その前に 設計者含め どれだけ中身の濃い打ち合わせができるかで

納得のできる家の完成度も上がってくるように思います。

打ち合わせするたびに 私自身 営業マンではないので

お話も下手な方なので 自分の思っていることを

技術者として正直にお話しするようにしています。

また土地探しのお客さんと一緒に探せるように

宅地建物取引業者の申請も行いました。

また今週 打ち合わせした 施主様の中で奥さんに

私のブログ毎回読んでいますと言われました。

相手がわからないこともあり ブログを続けるのは大変ですが

読んでくれている読者さんから 言葉をもらうと

今後も 自分の言葉と思いで 地元和歌山の工務店として

情報を発信できる ブログでいたいと思っています。




著:前田純(株)和秋建設


2017年8月3日

やっぱり 紀州材はいいな

本日和歌山市、和田で施工中の現場ですが。

仕上げ工事も完了しましたので 内部の美装工事に入って

作業してくれています。 今まで内部の仕事を進めていたので

紀州材の杉の30mmのフローリングを施工してましたが床板の上には

養生材で保護されていたので 全体の姿を見ることは今まで

できませんでした。ですが美装工事初日 養生材がすべて撤去されました。

(やっぱり紀州材はいいな)とニッコリしそうなくらい

表情豊かで きれいな姿を見せてくれました。

厚み30mm 幅165mm LDKに関しては ほとんど無地(節がない)

仕上がりになっています。

厚みがある分 足の裏に伝わる感覚も 床板のやわらかさが伝わってきます。

紀州材の本来持っている(色 つや 年輪のつまり具合)などがあいまって

無垢材の良さを 最大限引き出してくれています。

構造材でも 紀州材の強度の素晴らしさが生かされますが

内装材もやっぱりいいものです。

地産地消というものの いいからこそ使うというのが

基本になると思っています

内部の床です

ウッドデッキの床です。

 




著:前田純(株)和秋建設


2017年8月2日

思いとこだわり

今まで以上に 思いとこだわりを持った施主様に出会う機会が

多くなってきたように思います。

今までは 施主様の紹介とか口コミで仕事になることが多かったように

思いますが。 今木の家をつくる会の方で進めている仕事の施主様

また和秋建設に依頼のあった施主様も共通している所は、

ハウスメーカーなどは ひととおり回ってみて 自分たちが建築して住む家は

この家ではない。またローコスト住宅でもなく  思いやこだわりを持った

家を建てて住みたいという強い意志を持ったお客さんがここ数年

まだまだニッチではありますが 増えてきたように思います。

建設関係の新聞に載っていましたが

大手ハウスメーカーの一件当たりの平均の値段は 2010年 3172万から

2016年 3729万まで上昇しているそうです。

ZEHなどの機器関係で建築の総額の値段が上昇しているように思いますが。

ハウスメーカーではできないこと デザインや 地元の木材を自然乾燥して使うこと

大工さんの手刻みにこだわること。 ZEHなどに方向ではなく自然室温で暮らせる

家づくりを建築で 地元の工務店だからできることを表現できるようにやっていきたい

と新しい施主様とお話をするたびに強く思う今日この頃です。

その思いが詰まった家 びおハウスHも今月末から着工します。

和歌山だからこそできるびおハウスHを設計の半田先生と話をつめながら

進めています。来週には和歌山で打ち合わせの予定です。

ビオソーラーも載せますので少しずつブログで情報を発信できればと思っています。

また工事中も含め 見てもらえるようにと思っています

今週 週末も打ち合わせで 家づくりの話から始めるお客様もいますが

できるだけ 思いとこだわりにこたえられるように と思っています

(キッチンのバック棚の上のタイル 施主様からの要望で施工した

名古屋モザイクのタイル コラベルタイルです。

メーカー名 商品名も明確に伝えてもらいました

自分で勉強して 探して気に入ったタイルだったそうです。)

 

 




著:前田純(株)和秋建設


2017年8月1日

火災保険と地震保険と住宅ローン

先月に引き渡した現場もそうでしたが、最終引き渡しの時に

住宅ローンなどを組んでいて 最終の資金を銀行から出すときに

その建物を登記して担保に入れない(抵当権を設定)と最終の資金を出しては

くれません、それと同時に、建物に火災保険をかけて契約書の写しを見せないと

いけません。 銀行が言う火災保険に入っといてくださいの話は、

あくまでも火災保険だけ入ってあれば問題はありません。しかし

火災保険   火災保険の家財   地震保険  地震保険の家財など

全てきっちり入ろうと思えば  それぞれ入らないと被害の原因によっては

保険がおりない場合があります。

地震が原因 津波や地震が原因でおこった火災などは 地震保険に入っていないと

保険がおりません。

またゲリラ豪雨などで川が氾濫した場合 (よくTVとかで50年、100年に一度の雨)

とかで床上浸水したり流されたりした場合 火災保険の所で水害をつけとかないと

これも保険が出ません。すべて保険に加入できればいいのですが、金額に違いがあり

特に火災保険の場合 オプションをつける中で 水害をつけるかつけないかで

大きく金額が違ってきます。

金額だけの判断ではなく  こんな場合、は出ませんなど わかる範囲で説明はするように

しています。お金がかかるところですが  総額の予算の中で 全て考えられるように

住宅ローン含め 少しでも金利も安くになるように一緒にお客様と考えています。

本日も夕方5時から  現在打ち合わせ中のお客様と 住宅ローンの説明を聞きに

一緒に行く予定です。




著:前田純(株)和秋建設


2017年7月30日

和田の家 打ち合わせ

昨日 和田の家の施主様と現場で打ち合わせしました。

内部の案内も行い、クロスが完了して 木製建具の取り付け

設備関係の取り付け工事を完了させて 来週の週末に美装工事を入れて

床板に敷いてある養生を撤去していく予定の話をさせてもらいました。

また8月の月末の引っ越しに向けて 内部のカーテン関係の打ち合わせも

現場で2時間くらいかけて行いました。設計の大谷さんと汗をぬぐいながら

ワイワイ言いながら一緒に決めていきました。

実際は事務所などでやってもいいですが やはり現場でクロスが仕上がり

建具が付くなど ある程度仕上がってその場所で その空間で

カーテンやブラインドの生地を見ながら決めるのが 間違いないと思っています。

(ですがさすがに今の時期は 暑いですが)

また引っ越しに向けての 準備の打ち合わせや これからの流れで

住民票を移したり 銀行のローン最終の実行の話 火災保険 地震保険の話

浄化層の補助金の手続きの話など 引き渡しに向けてどんなことをやっていかないと

いけないのか一緒考えながらお話をさせていただきました。

さて外部のこうじの方ですが 大工さんが戻ってきてくれています。

外部も内部と同じく紀州材の木材をふんだんに使って塀を施工したり

ウッドデッキなどの制作にもとりかかっています。

だいぶ仕上がってきました もう一息頑張って仕上げていきます。

玄関袖の 目隠しの木の塀です  横にウッドデッキができます

外部まわりも 木の塀で仕上げています

木の保護のため キシラデコールを塗装しています

今回の色は オリーブです

便所の手洗いも 一枚板のタモを使っています モザイクタイルがよく

似合って可愛い感じで仕上がってくれています。




著:前田純(株)和秋建設