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2017年7月23日

「津秦の家」打ち合わせ

私はいつも、簡単なスケッチを 見てもらいながら打ち合わせをします。

二次元の図面ではどうしても分からない雰囲気をお互いに共有するためです。

スケッチは昨日、和杢庵で打ち合わせを行った「津秦の家」のもので、リビング

のソファーに座って南の窓から庭を見たところです。

吹き抜けの窓から庭の木、その向こうに青空が見えます。

夜には星や月が見えます。

風が吹くと、庭の木が優しく揺れます。

窓を開けて爽やかな風をリビングに通します。

丸テーブルではペンダントの優しい灯りの元、家族で夕食を。

時には、友人とウッドデッキでバーベキューを・・・。

そんな生活をイメージをしていただけるスケッチを描いて打ち合わせをします。




著:山野 公嗣 スペースデザイン


和田の家 外部工事進んでいます

和歌山市 和田で建築中の新築の現場ですが 順調に工事が

進んでいます。大工さんも内部工事も終了し、塗装工事も進めたうえで

内装のクロス工事、本日から玄関まわりのタイル工事も始まりました。

玄関土間のタイル 内部に一部 手洗いの前にモザイクタイルを使う予定です。

ウッドデッキの下のコンクリートを打設して  ウッドデッキの施工 外部の木塀の

施工も早くできるように段取りして 大工さんが戻って来れる段取りをしています。

来週中には クロスやクッションフロアの施工も完了するので

洗面や便器の取り付け  電気関係の設備の仕上げも入っていく予定でいます。

建具の取り付けも完了させて 美装工事ができるようにして

床の養生をとって 紀州材の30mmの杉のフローリングが

早く顔を出せるようにと思っています。




著:前田純(株)和秋建設


2017年7月14日

和田の家  大工さん終了です

和歌山市 和田で建築中の平屋の家ですが。

内部の大工工事が終了しました。

大工の貴志棟梁も 大工道具一式現場から引き揚げになりました。

外部工事が進んだら  木の塀やウッドデッキを施工するために

戻ってきてくれますが。 大工工事と造作の家具工事が終わり

掃除、片づけも完了してます。

昼から 来週の内部塗装  タイル工事  クロス工事を迎えるために

城北美装さんに内部の木部の洗いに入ってもらっています。

木製建具の打ち合わせ  畳のヘリ などを来週決めて

最終の仕上げに入っていきます




著:前田純(株)和秋建設


2017年7月7日

水害 火災保険  お守り

九州地方で大きな水害の被害が出ています

その前は 島根県の方でも起きています。

TVに映し出される 光景は土砂に流され 川が氾濫して

家の中に川の水が入って 泥にまみれた家などです。

一日も早い復興をと願いますが。

たまたま 新築工事の引き渡しの時に 火災保険のはなしをしている時に

TVの光景が浮かんできました。

火災保険に付ける オプションで一番高くつくのは水害です

現在は火災保険は最長10年までしか入れませんが

(その前は35年でした) 入るか入らないかでは大きく値段が変わってきます

そのほかのオプションは水害に比べたら小さい金額です。

今まで 川があふれたことがないから との判断も正解なのかもしれませんが

TVのニュースでアナウンサーが伝える 50年に一度  100年に一度の大雨

のはなしを聞くと もし保険に入っていないと(水害の) 今回の九州の被害では

保険は全くおりません。 雨が原因の土砂崩れも同じことです。

家の中の家財も  火災保険の家財で水害を選んでないと出ません。

保険は何事も 起こった原因で決まります。  地震が起きた後 倒壊した隣の建物から

電機のショートが原因が火災になって 自分の家が燃えてしまった場合

地震が原因なので 火災保険では対応してくれません (地震保険に入っていないと)

津波の場合も同じです  また内部の家財も地震保険の家財に入っていないと

保険はおりません。家を建築させていただいてお客さんに

金額もありますが  (保険はお守り) 入れるものであれば 入ってくださいとお願いしていま

す。50年に一度 100年に一度今まで考えられない水害が各地で起きています。

今まで 大丈夫だからでは済まないようになってきています

災害を乗り越えるためにも 保険はお守りの話は 施主様には 引き渡しの前に

時間をかけて説明するようにしています。

 

 




著:前田純(株)和秋建設


2017年7月3日

くらしを、つむぐ

つむぐ (紡ぐ) 言葉の意味を紐解くと

綿やまゆを錘に(つむ)にかけて繊維を引出し、縒(よ)りをかけて糸にすること。

蚕がじっくりと吐き出した糸を 丁寧に紡いでシルクという布地をつくります

時間をかけ 心を通わせながら 打ち合わせをして 言葉を紡いでゆく

正直に話をしていく 決して 重いものではないけれど  薄っぺらいものではない

私たちがつくる家も 決して ローコストではないので  ローコストビルダーさん

のような値段では できるものではないのですが。

一生に一度の家 (大方の場合)になると思いますが

ハウスメーカーではできない 地元の工務店だから できる家

地元材を使って 地産地消の家づくりを 行う  ハンドメイドにこだわる

基礎 断熱 構造にこだわる  自然素材をつかう   珪藻土や和紙など

また 自然室温で暮らせるための工夫を考えていく 考え方を持っている。

ZEHなどの設備に頼らなくても  もっと建築でできることを 実践していける技術など

地元で 住宅建築を中心にやってきて 自分の家づくりの方向性がどちらに向いてやって

いくのか50歳を過ぎて見えてきたように思います。

いろんな 相談にのって 一緒に家づくりをするように心がけています。

技術屋畑出身なので 営業的なトークはできませんが

現場経験  住宅ローンの経験  土地探しの経験

みなさんとやってきたことすべてが財産になっています。

技術屋として いいと思っていることをお話をするようにしています。

この頃 相談に乗る機会が多いです  相談の打ち合わせなど時間が

あっという間に過ぎてしまいます。

ですので 言葉を紡ぎ  理解していただき(家づくりの考え方など)

その後家を建てさせていただいて その施主様が その場所で生活を始める時

くらしをつむいでいけるようなお手伝いが出来たらと 思っています。




著:前田純(株)和秋建設


2017年7月1日

紀州材・家づくりフェア 2017 1日目

和歌山県が主催の「紀州材・家づくりフェア」 一日目

『木の家をつくる会』の担当メンバーとして本日は、

スペースデザインの山野さん、

SIMS建築設計の島村 が参加してまいりました!

 

紀州材の魅力や家づくりへの真摯な取組みをPRしてきました。

今回も沢山の方にご来場いただく中、お話に足を止めていただきありがとうございました。

 

明日、7/2日 (日)は10:00~18:00まで

同じく、イオンモールりんくう泉南 2Fイオンホールです。

 

担当はメンバーは

大谷建築設計事務所の大谷さん

想建築工房の山中さん です。

是非、お立ち寄りください。お待ちしております!

 




著:SIMS建築設計