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2018年2月2日

津秦の家 進捗

木の家をつくる会で進めている

津秦の家ですが 大工の乾棟梁頑張ってくれています

外部の面材の工事も終わり 防湿シートを施工し

通気胴縁も完了して 来週からはサイディング工事に

入る予定です。

内部は 断熱材の施工も終わり 天井の下地をしています

来週には紀州熊野木材さんから 厚さ30mmの床板と

紀州材の造作材も入ってくる予定です。

日曜日には 設計の山野さんと施主様と三者で外壁の

色の打ち合わせをする予定です。

90センチ角の大きさの見本板も4色用意して

見てもらえるようにしています。

造作家具の打ち合わせも 行う予定です。

 

 

 

 

 

 

現場の足場には町角アートシートを設置しています

 

 

 

 

 

 

断熱材施工です ボード直貼り施工ではなく

横胴縁を流してから ボードを貼るので

断熱材のジョイントを専用のテープで止めています




著:前田純(株)和秋建設


2018年1月20日

津秦の家 現場打ち合わせ

本日、大工さん現場監督と現場打ち合わせを行いました。

2次元の設計図面では表しきれない納まり等を、工事の進捗状況に応じて現場で打ち合わせを行います。

私は図面を書くとき原寸で作図しているので、設計図面では縮尺1/50で製本していても、現場打ち合わせでは、図面を拡大した縮尺1/10又は1/1の図面で打ち合わせを行います。

特に開口部(窓及び内部建具)廻りの部分では、いろいろな材料等が交錯するところであるため、大きく拡大した図面を見ながら時間をとってじっくり打ち合わせをします。

一般の住宅の内部建具は既製品がほとんどですが、なかなか良いものがない為、私はその家にあった建具をオリジナルで製作しています。

基本的に内部建具は特別な場合でない限り引戸で設計しています。

開いている時と閉めている時のどちらでも美しく見えるように、建具を開閉する時に簡単にできるように等、使用する方が気づき難いところですが、いつも注意しながら設計をしています。

外部建具にはコスト、性能等が高いアルミサッシを使いますが、ただ取り付けるのではなく、外部とのつながりが気持ちいい納まりになるよう、枠廻り等を工夫しています。

今回、リビングのメイン建具1か所は、大きさが既製アルミサッシの製作範囲外であったため木製外部建具をオリジナルで製作します。

現場は、断熱材も入ってこれから枠を取り付け、内装工事が進んでいきます。

 

 

 

 




著:山野 公嗣 スペースデザイン


2018年1月11日

津秦の家 中間検査

寒いと思わず 口走ってしまうほど 本日天候は

この冬一番の寒さになっています。

防寒のジャンパーとホッカイロがないと今日はほんとに

辛いですが寒さの中でも頑張ってくれている職人のみなさんには

ほんとに感謝です。

朝、車のボンネットの上も うっすら白くなっており

通勤途中、紀北からの車(たぶん山沿い)の 屋根にも白い雪が積もっている

車もちらほら見かけました。たぶん高野山の方はたくさん積もっているだろうな

と思いますが。寒さに負けずに現場の方は順調に進捗しています。

津秦の家の現場ですが 本日木構造の金物がきちんと取り付け

られているかの確認をするための検査をうけ無事終了することができました。

もちろん瑕疵担保の検査も終わっています、また紀州材の検査も終わっているので

これから大工さんはサッシの取り付けと外壁の断熱材入れが中心になり

造作材の加工に入っていく予定です。

屋根噴きも終わっているので 外壁の段取り ベランダの防水の段取りも

並行して進めていく予定です。

ちらほら雪が舞っています

町角のアートシートも玄関上に設置しています




著:前田純(株)和秋建設


2018年1月5日

明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

2018年は本日から始まります

昨年はたくさんの人たちにお世話になりました

今年もいろいろなことがあると思いますが

家の性能もしかりですが コストのこと 紀州材のこと

施工の質のこと 木の家をつくる会だからできる

家づくりを今まで以上に 情報発信して

地道にやって行けたらと思っています

今年も 木の家をつくる会よろしくお願いします。

 




著:前田純(株)和秋建設


2017年12月30日

今年一年有難うございました

現場の作業も終了して 正月を迎えられるように

清掃、片づけ完了させました

施主さまにも挨拶も済ませ  新年を迎えることになります。

あっという間の一年でした

来年も頑張って充実した 一年になるように

会社では リフォームにもう少し力を入れていこうと思っています

また新年早々 モデルのびおハウスHの完成見学会が月末から始まる予定です

また着工予定のびおハウスHも決まってきました。

木の家をつくる会も 現在着工現場が一件と設計中で来年着工する

予定も現状で2件決まっています。

自然素材を使い 近くの山の木で家を建てる もっと建築でできること

ローコスト住宅ではないですが  ハウスメーカーなどがあまりやりたがらない

手間をかけて作る ハンドクラフト(手仕事)の住宅の普及に来年も頑張っていこうと

思います。

今年一年有難うございました

みなさんよいお年をお迎えください




著:前田純(株)和秋建設


2017年12月24日

津秦の家 上棟

本日、「津秦の家」が上棟しました。 おめでとうございます。

長い時間をかけて設計してきたものが、実際のスケールで出来上がってくる上棟の日が

いつも一番感動します。

今まで2次元の設計図面でしか見えていなかったものが、初めて立体(3次元)として現れ、

しかもたった1日で何もなかった土地にいきなり家の骨組みが出来上がるからです。

本日の上棟のために、大工さんは朝7時前から現場に来て、夕方4時30まで休憩もほとん

どとらないで、一生懸命作業を進めてくれました。

天気予報では夕方から雨の予報でしたが、おかげで雨が降る前にルーフィングまで

終了できました。(ルーフィングは屋根の下葺き材で、屋根の仕上げ材から漏れた雨

などの水滴を内部に侵入しないようにするために使用する材料です。)

乾棟梁はじめ大工のみなさん、ありがとうございました。

4月の完成までよろしくお願いします。

 

 




著:山野 公嗣 スペースデザイン