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2016年1月25日

「桜の見える家」5年目見学会(2回目)無事終了しました

「桜の見える家」5年目見学会(2回目)無事終了しました。
 
午後1時から4時の間で、2組のお客さんに来ていただきました。

当日は今年一番の寒波が来るといわれていたので心配しましたが、見学していただいている間は大丈夫でした。

設計の時考えたこと、住んでみた感想、使用している建築材料、紀州材について等いろいろなことをお話しさせ

ていただきました。

特に新築のオープンハウスでは分からない、住宅の裏方のこと(収納、洗濯干場、ごみの置き場所等)について

はわかりやすかったのではないでしょうか。

1組の方はお子さん(1歳)も一緒に来られていて、杉の床材が気持ちいいのか、慣れてくると楽しそうに家の

中を走りまわっていました。

二週にわたり寒い中御来場していただいた皆様ありがとうございました。

前回のブログでお伝えできなかったので室温について書いておきます。

朝6時から8時まで暖房を入れて、8時以降は暖房を切って10時まで掃除をしていました。

午前中は曇っていましたが、合間に日射しも入り、暖房をつけていませんでしたが、見学会を行う1時頃の室温は

18.5度ありました。

外気温はたぶん1度ぐらいですので、改めて太陽の力はすごいと感じました。




著:山野 公嗣 スペースデザイン


2016年1月23日

自然素材との付き合い方

 私は住宅でも店舗でも、靴を脱いで上がる床には無垢の
フローリングをお勧めしています。それは足に伝わる感触
が他の素材とはまるで違い、木の持つ何ともいえない柔ら
かさと優しさがあるからです。
床に限らず、直接肌が触れる場所は出来るだけ自然素材で
つくるのが良いと思います。
 中には「無垢のフローリングは反ったり傷付いたりする
し、メンテナンスも大変なんでしょう?」と言われる方も
いらっしゃるのですが、そんな時私は「自然素材は多くの
心地よさを与えてくれます、その分こちらもお返しをしな
いといけないですよね、それがメンテナンスだと思ってく
ださい、人との付き合いと同じで、相手に何かを求めるだ
けでは駄目なんですよ。長所と短所があるのも人と同じで
すよね。あと、使えば使うほど独特の味が出て来るのも無
垢材の魅力ですが、そこも人と深く付き合うことで、最初
の着飾った姿だけでは判らなかった魅力に気付くのと似て
いますよね」とお話します。

 木が反ったり・すいたりするのは呼吸している証拠でも
ありますし、傷が付きやすいのは柔らかいからこそです。
「手の掛かる子ほど可愛い」と言いますが、自然素材の持
つ短所も見方を少し変えてやると大きな魅力になるのでは
ないでしょうか。

 あなたの肌で感じる住まい、素敵だと思いませんか。




著:山中 淳想建築工房


2016年1月22日

ゼロエネルギー住宅ロードマップ

ゼロエネルギー住宅ZEH(ゼッチ) 住宅で使うエネルギーを

できうる限り抑えたうえで、自宅で太陽光発電などの再生可能

エネルギーを創ることで、消費するエネルギーの量を正味でゼロ

にする住宅です。

国の方針としては 2020年 までに新築住宅の過半でこのような

住宅になるように目標を掲げています。

具体化に向けたロードマップをZEHの普及を進めている経済産業省も

公表しています。

長期優良住宅同様 私たち 中小の工務店、設計事務所にとっては、

技術的な対応がハードルになってくると思いますが。

国が期間限定で補助など支援を実施する予定もあるようなので

長期優良住宅の時同様 自社で施工に対するスキルアップ

含め 技術的に対応できる 知識をいち早く勉強して取り入れて

地元の工務店でも対応でき 地元の工務店だからこそできること

を発信しながら 今を見る力+先を見る力 両方考えてやっていくように

自社 また会の設計の人たちと やっていくようにしたいと思います。




著:前田純(株)和秋建設


2016年1月21日

自然素材の心地よさ

家を建てるとき、内部仕上げでよくお勧めはと聞かれます

そんな時はなるべく自然素材をお勧めします

新建材はメンテナンスやコストの面で長所もあります

しかし出来上がったときの心地よさ、気持ちよさは

自然素材の方がやはりいいです。

特に床材は直接肌にふれるので、無垢材をお勧めします。

お掃除やメンテナンスが・・・という施主様には

居室だけでもどうですか?無垢材にも色々ありますよ

というお話しをしたりします。

断熱性能や気密性能といった性能値だけではなかなか

説明できない心地よさがそこにはあります。

ぜひ機会があればそういう空間にふれてみてください

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著:佐原 久登S・A設計室


2016年1月20日

自然素材

最近、自然素材や無垢材を売りにしている家を、よく見かけます。
特にフローリングは、かなりの確率で採用される様に成って来ています。
無垢材には、保温効果や調質作用が有ります、ウレタン塗装をしてしまうと、
表面に幕を作るので、硬くなる分その効果が無くなってしまいます。
ですから私達は、木が息の出来る植物油から作られた、自然塗料を
使う様にしています。口にしても安全な塗料です。
外国材の丸太は、船で長い時間を掛けて日本に運ばれて来るのですが、
その間、生木を腐食やカビから守るために薬剤を使います。
又輸入丸太は、防虫処理が事務付けられています。
輸入材は、比較的値段が安いので、日本の家では多く使われているの
ですが、薬漬けの木材を選ぶのは、疑問を感じます。
コスト面の事も有るので、難しい所も有るのですが、
当会では自然乾燥の和歌山県産材【紀州熊野材】を使っています。
自然素材の良さは、自分自身の目や肌で触れて、その空間に
身を置いて感じとるのが、一番確かな方法だと思います。




著:藤井 順三(株)藤井松商店


2016年1月18日

「桜の見える家」 5年目見学会 無事終了しました

「桜の見える家」 5年目見学会 無事終了しました。

朝10時から夕方5時の間で、13組のお客さんに来ていただきました。

4人で対応させていただきましたが、午後から見学される方が多くいらっしゃったため、見学時

間が重複してしまい、来ていただいた方に十分ご案内できなくて迷惑おかけしました。

午前中は太陽が出て良い天気で、暖房は入れませんでしたが室温も上がり、午後から天気が

曇っていても室温はそんなに下がらなかったため、見学された方みなさん驚かれていました。

(あまりの忙しさに温度計で室温確認するの忘れていました。申し訳ありません。)

床は杉の厚さ3㎝ある無垢材で、足触りも柔かく、暖かいと実感していただけました。

床材の経年変化ですが、傷等も多々ありますが、味わいが出たという感じで気にならないとい

う方がほとんどでした。

引っ越した当時、保育園の年長さんだった長男も4年生、長女は1年生になりました。

まだダイニングテーブルで勉強していますが、家での専有部分もどんどん増えています。

現在2階は広いフリースペースとして使っていますが、今年は子供部屋に仕切るつもりです。

やがて子供たちも家を出て、最後はまた夫婦2人の生活になるでしょう。

5年目に入って感じることは、家族の成長に合わせて、家も変化しているということです。

その時々に合わせて変化できる家が住みやすい家ではないでしょうか。

「桜の見える家」は私たち家族のために建てた家ですが、今回見学に来られた皆さんが御自

宅を建てられるときの参考になれば幸いです。

昨日見学に来られないという方がいらしゃった為、追加で1月24日(日)の午後1時から4時ま

で見学会を行います。興味のある方は下記連絡先に予約をしていただきお越しください。

木の家をつくる会 TEL:073-423-1915     当日連絡先(藤井) TEL:090-2595-5057

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著:山野 公嗣 スペースデザイン