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2018年10月28日

泉南の家 契約

泉南で計画中で新築工事の準備を進めていた現場ですが、

本日無事契約することができました。

設計監理は SIMS建築設計の島村さんです。

骨組みは紀州材で大工さんの手加工ですすめます。

基礎断熱を施工して 太陽の集熱パネルのびおソーラーも設置する予定になっています

予算のオーバー分も 減額案を出し合って 採用するもの 不採用にするもの

話し合って減額的なものを 乗り越えての本日の契約になりました。

いよいよ 着工になっていきます。

木の家をつくる会のイベントで知り合ったお客さんになります

少しの間 泉南市の方に 何回も通うことになりそうです。

少し前のことを思えば 第二阪和がつながったおかげで

苦になることもなく 走れるようになっています。

会社からだと海南や貴志川に走るよりも 場所によったら近いと思うときもあります。

いよいよ着工していきます。 施主様の木の家に対する思いにこたえられるように

頑張って現場を進めていこうと契約の印をいただくときに 改めて思いました。




著:前田純(株)和秋建設


2018年9月6日

テーブル納品

非常に強い台風21号が紀伊水道を北上して、知人宅の屋根が

飛ばされたり、外壁が剝がれて断熱材も散乱していたり、高潮の浸水や

塩害で、築港のプレカット工場の加工が止まってしまう等、和歌山市内

でも甚大な被害が出ている様です。

 

そんな台風の爪痕が残る中、テーブルとベンチを納入させて頂きました。

途中停電で信号が作動していない所もあり、危ない思いもしました。

 

8月21日にご夫婦で会社に来られて、最初に和杢庵に展示している、

栃の天板をみて頂きました。これは当初お聞きしていた寸法に近い物でした。

 

 

 

 

 

 

 

 続いて別に用意をしていた、楠の天板をみて頂きました。

こちらは、最初聞いていた寸法より少し長かったのですが奥様が

楠の天板を見るなり、「こっちのほうが良い」と、楠の表情を凄く

気に入って下さいました。

 

 

 

 

 

ついでに、ベンチも欲しいとの事でしたので、床のフローリングに合わせて杉でベンチも加工しました。 

 

 

 

 

 

テーブルの脚も楠の木で作りました。

皆が集まるリビングに良い具合に収まりました。




著:藤井 順三(株)藤井松商店


2018年8月19日

堺の家 着工前の最終調整

堺で新築予定の現場ですが 着工前の最終の減額案の詰めを

しています。設計者が書いた図面を元に積算して見積もりを出します

一式見積もりではないので 見積もりの枚数は今回の現場では92枚になります。

細かい項目まで積算してあるので 減額するときもわかりやすく進めることができます

どうしても一式見積もりは 減額するときや 最終清算するときにわかりにくいと思っています

本日 日曜日ですが 最終調整を何とかまとめました

今週には施主様と打ち合わせして 金額も決める予定にしています。

思えば 木の家をつくる会で県のイベント(紀州材フェア)でララポートでおこなった時に

出会ったのが最初で 2017年の2月18日に初めてであった方です。

それからも基礎の見学会 構造見学会などの勉強会に参加してもらい

いろんな話をしていく中で 一緒に家づくりをしていくことになった施主様です

今回は スペースデザインの山野さんが設計をしています

地鎮祭も済ませてあるので 今週打ち合わせして 金額の話も済ませて

確認申請を出して 事前の段取りは進めますが 本格的には9月着工の予定で進んでいます

今回の屋根の上には 自然の太陽熱を利用したびおソーラーも設置予定でパネルを6枚縦型に設置する予定でいます。

木造の骨組みの伏せ図もしっかり書いてくれています

プレカット任せの事務所であれば書かない場合もあります。

地鎮祭は一足早く 盆前に行いました




著:前田純(株)和秋建設


2018年8月13日

ショールームめぐり

泉南市で計画中のM様ご夫婦と、先日ショールームをめぐりました。

ショールームでは水廻りの商品の説明を受けながら、商品の選定も進めていきます。

また、私の事務所では室内の雰囲気の確認も同時に行ないます。

お客様が選択されるテイストや想われている内装のイメージも共有していきます。

私自身、まだ知らない思わぬ発見もあったりもして、大変重要な時間です。

こうして少しずつ、想いの詰まった家づくりが進んで行きます。




著:SIMS建築設計


2018年7月7日

堺の現場

木の家をつくる会で 以前から設計を進めていた

堺の家の打ち合わせに本日行ってきました。

昨日よりは雨の降り方は 少なくなったと思いますが

行きは大きな雨もなかったのですが帰りは高速で

大雨に見舞われたりしましたが無事帰ってきました。

現地では図面が仕上がったので 設計のスペースデザインの山野さんと一緒に

同行して 山野さんから概要を説明してももらった上で

来週から本見積もりに入っていくことを伝えました

約20日くらいの見積もり期間と説明させていただき

8月8日の土用が明けてからの地鎮祭になる予定で

神社もこちらで確認して話を進めることで話をさせていただきました。

図面と内装イメージの手書きのパースも施主様に確認させていただき

今回使う 木の繊維の断熱材の話や 太陽の集熱パネルのびおソーラーの

お話もさせていただきました。パネル6枚 ファン2台で行くことも

説明させてもらいました。

図面も今日は持って帰り 目を通して 来週からの見積もり開始に

備えて頑張っていきたいと思います。

木造の軸組の図面もきっちり書いてくれています

本日は 横にのせてもらっていったので楽でした

次回は 同行の場合のせていきます。




著:前田純(株)和秋建設


2018年6月16日

びおソーラー

有本の現場ですが びおソーラー設置しました。

太陽光発電ではなく 冬には太陽の熱を集熱して暖め、

基礎断熱した床下に送って暖房、換気に利用します

夏は夜間の放射冷却による冷涼な外気を建物内に取り込んで

寝苦しくなく夜を過ごせるようなシステムです。

他のメーカーでも同じようなシステムを持った物もありますが

びおソーラーはできるだけシンプルにして価格を抑えて

一般の人にも 価格やシステムを公開してブラックボックスのない

システムになっています。

特に 和秋建設が取り組んでいるびおハウスHとの相性も良く

断熱性能の基準UA値(外皮平均熱貫流率)もZEH基準また

HEAT20のG1グレードの数値もこえる 0.51w/(㎡・k)に

なっているのと相まって相乗効果を生み出し

快適に過ごせ 暖房や冷房器具を使う期間をできるだけ短く

中間期を長くできるようになるシステムです

普及的にはまだまだですが

和歌山では 2件目の事例になりますが

全国的には 少しずつ普及しているみたいです

また木の家をつくる会の方でも、現在設計が進んでいる

現場でも採用する話が出ていますので

開発した人に来てもらい 勉強会(設計者向け)も予定しています。

冬に 電気式の床暖房ほど床の温度は高くなりませんが

ほどのいい暖かさが実感でき 部屋の上下温度の差を抑え

ヒートショックを抑える 効果が期待できるのがびおソーラーの良さです

(もっと建築でできること)考えながらやっていきたいと思っています

設置完了後

寸法を出しています

貫通部の開口をしています

いつものメンバーで設置しています

大工さん 電気屋さん 板金屋さん 2回目なので

前回よりはスムーズでした。




著:前田純(株)和秋建設