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2017年5月23日

軒天 杉羽目板工事完了です

和歌山市 和田で進んでいる現場ですが

LDK前に軒が深く出ています

夏の厳しい日差しを和らげる効果があります

軒を出すことによって 日差しをコントロールすることができます

また 外壁の壁のメンテの為には 軒が出ていた方が有利に

働いたりします。

その軒の仕上げの部分(軒天)は 今回杉のの羽目板を施工しています。

ケイカル板に塗装の部分もあるのですが やっぱり仕上がったのを見ると

風合いと味わいが感じられます。

のちに外部用の木部の保護材のキシラデコールを塗る予定です。

外部の色も 決めてもらっているので 内部と並行して

外周りも進めるように 頑張っています。




著:前田純(株)和秋建設


2017年5月20日

梶取の家 1F床板入ってきました

和歌山市の梶取で進行中の新築工事の現場ですが。

1Fの床に張る 無垢のフロアー(材種はくり)になりますが

厚み15mmの材料が現場に納品されました。

玄関からLDKにかけては 統一してこのフロアーを施工する予定です。

色的には ウオールナット系の少し濃いめの色合いのフロアーです。

木の杢目の表情が 豊かで味のある仕上がりになると思います。

外部も並行して順調に進んでいます。

無垢に見える シート系の複合フローリング多い中

やはり無垢の床板はいいなと思います。

傷のつきやつさ メンテナンス等は既製品のほうが

扱いやすいと思いますが 圧倒的な質感 重厚感 味わい等

長いスパンのことですから

ぜひとも家を建てるなら 無垢のフロアーも検討していただければ

いいと思います。

 




著:前田純(株)和秋建設


2017年5月16日

既存住宅状況調査 技術者講習 申し込みました

建築士会の方から 既存住宅状況調査 技術者講習の案内が

送られてきました。 平成28年6月に宅地建物取引業法が一部改正され

平成30年4月から既存住宅の売買時に、「既存住宅状況調査」 に関する

説明が義務付けられるそうです。

この時の調査を行うのが 建築士で既存住宅状況調査 技術者講習を修了した

人に認められるようになります。

以前に 建築士会のインスペクターの講習を受けて登録証をもらっているので

今回は新規講習ではなく時間も少し短い移行講習を受けることになります。

私自身 宅地建物取引士の申請も行っているので

どちらももっていることで 和歌山市内中心部の 中古住宅の価値

どれくらい手直ししないといけないのか など建築からの目で(立場で)見て

判断しながら 中古住宅の流通の活性化に 少しでも役に立てれば

いいなと思い。今回講習に申し込みました。

新築ばかりではなく 既存の活かせる建物を残せるようにも

頑張っていきたいと思っています。

 




著:前田純(株)和秋建設


2017年5月11日

和田平屋の家 無垢一枚板制作中です

和歌山市 和田で工事を進めている 新築の現場ですが

連休中に構造見学会も開催させていただき。

連休明けてから 大工さん含め 順調に現場の方は進んでいます

TOTOのユニットバスも設置完了して

設備関係の 内部配管 配線も始まっています。

紀州材の床板(幅165mm 厚み30mm)も 入荷して 来週くらいから

床張工事始まります。

さて今回の現場ですが LDKにカウンターと 便所に手洗のカウンターが

書いてあったので、打ち合わせをして

ただ今 無垢の一枚板で制作にかかっています。

まず便所の手洗いカウンターですが

幅1000mm  奥行き580mm  厚み60mm

ブナ科/広葉樹 のタモの一枚板で制作しています。

この上に手洗い器(450Φ)を設置する予定です

またLDKの机兼カウンターですが

幅2000mm 奥行き620mm  厚み65mm

クルミ科/広葉樹 のヒッコリーという材種の板で制作にかかって

います。 あまり見かけない材料なのですが アメリカの北東部に分布

している木材です。

強度に優れていて フローリングの材料や その硬さを生かして

ラクロス用のラケットや野球のバットや ドラムのスティックなどに

使われるみたいです。

今回 たまたま巡り会えたので 机兼カウンターなので

できるだけ表面が強い方が良いと考え採用に至りました。

現場 現場で 話をしながら一枚板を探して 使っていくのも

私たちの仕事の 特徴です。

 

 




著:前田純(株)和秋建設


2017年5月8日

和田の家・構造見学会

5月8日(日)施主様のご好意で
構造見学会を開催させて頂きました。

現場は、柱・梁、筋交、金物、
断熱材の施工が終わった状態です。

完成見学会とは異なり
ある意味、地味な見学会ですが
会としては、隠れてしまう部分で
建物の基本となるところなので
是非見て頂きたい部分です。

基礎・紀州材・大工さんの手刻みの話
結露と断熱の話等会のこだわりや
これから建てられる方々の想いに
話の花が咲きました。




著:大谷建築設計事務所 大谷


2017年5月3日

地元 和歌山のこと

世間では ゴールデンウイーク間只中です。

どこに行っても人がいっぱいで、なかなかどこかに行こうかという

気にはなれませんが、休みの間に残していた仕事を ぼちぼちと

すすめられたらいいかなと思いながら 会社に座り込んでいますが。

昼休憩に 新聞を読むことが多いのですが

今週 某新聞の和歌山版に 和歌山県の人口の推移の記事が載って

ありました。 なんとなくは和歌山県の人口は減っているのは分かって

いましたが、なんと現在の人口は 948,260人になっているそうです。

21年連続で減少しているのと、今回1967年の調査以来最多の

9487人も減ったそうです。減少幅も0.99%と約1%の人口が一年で

減ったことになります。

私自身 和歌山市の中心地で生まれ 育ち 街中の移り変わり

また現状会社も 寄合町に構えているので

ぶらくり丁などを散策すると 昔の人通りがウソのように思えてきます。

中心地から離れ 新規に分譲したところに 新築を建てたり

どうしてこんな場所に 賃貸住宅が建っているのと思うような

所に建てたりすることが 人口減少及び空き家の問題のことを考えると

そろそろ限界にきているような気がします。

和歌山市の中心地でできるだけ コンパクトシティ化を進めて

小さいながらも 地方都市として 地域でつながりを持ちながら

賑わいを造り出せたらと 新聞を読んで 改めて思いました。

工務店の親父として どんなことができるのか

大きなことは思いつきませんが、そんな思いを持ちながら

大好きな和歌山 生まれ育った和歌山 休みの時に

会社のまわりを散歩しながら 想いにふけって考えています。

 




著:前田純(株)和秋建設