今朝は台風10号の影響で和歌山県全域にも大雨洪水警報が出ていますね、
大きな被害が出ない事を願います、出掛ける時には気をつけてくださいね。
この悪天候の週明けとは違って、この週末は猛暑は少し和らぎましたが、
凄く良い天気でしたね。
そんな中、和歌山の優れた建築を選ぶ賞の公開プレゼンが有りましたので、
聴きに行ってきました。
残念ながら全ての方の発表を聞く事は出来ませんでしたが、発表者の建築
やクライアントとの関り方、考え方、そして苦悩、様々な条件の中で最善
の建築をつくる為の努力を惜しまず、建築と向き合う姿勢、想いを感じる
事の出来るお話しを聞かせて頂き、良い刺激を頂きました。
和歌山では以前、県内の優れた建築を称える賞があったのですが、色々な
事情で長らく途絶えていました。
でも、やはりこのような賞は必要だろうと建築家協会が声を上げ、建築士会、
建築士事務所協会と共同で今年『きのくに建築賞』が初めて開催されました。
実は私も当初、少しだけ賞の立ち上げに関らせて頂いたのですが、ろくに役
にも立たないまま、三会共同開催に移行する段階で役からも外れて、引き続
き尽力頂いた方々に申し訳ないなとの想いも有ったので、少しでもお役に立
てればと、今回頑張って5作品エントリーしたんですが、残念な結果で。。
(他の方に聞いた話しではエントリー数は最多だったそうです。
まぁ、少しはお役に立てたのかな。。^^)
ファイナリストに選ばれた方々のプレゼンを聞かせて頂き、公開審査も聞か
せて頂くと、何故その7作品が選ばれたのか、また最優秀賞、優秀賞が何故
その作品になるのかが、ひしひしと伝わってきて、自分の弱さ、思い上がり、
怠慢さ、努力不足を露呈されたような、何とも言えない気持ちになりました。
まだまだ未熟ですね、ふんどし締めなおす気持ちで日々精進して行きたいと
思います。
最後になりましたが、関られた全ての皆様、お疲れ様でした、このような賞
を和歌山につくって頂き有難う御座います、『きのくに建築賞』が今後も永く
続き、発展していく事を願っております。