断熱設計

熊本地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

被害全貌はまだ見えませんが、和歌山県でも被害家屋応急危険度判定

の協力準備が進められているようです。

被害がひどくないように願うばかりです。

話は変わりますが今回は断熱のお話を少し

昨年より省エネ法の改正により住宅の断熱設計の手法が変わりました

従来の断熱設計はいわゆる仕様規定

どこそこの地域でこの断熱材を、壁なら何mm天井なら何mmというふうに

一覧表で決まっていました

今回の改正(平成25年基準)では性能規定に・・・

つまり建物ごとに日射や熱量を計算して部位ごとの断熱材の厚みを決めます

言い換えると建物の断熱性能を設計者がコントロ-ルできるということです

最低限の基準をクリアするだけにするか、高性能にするか・・・

どこを目標にするかというお話は又次回で

断熱性能は住宅の環境に直結するのでどの性能を目指すかは重要です

設計者は今、目に見えないものを設計する時代になっています

 

小さな紀州材フェア-1日目

本日、明日とイオンモ-ルりんくう泉南2F LUSH前通路

で小さな紀州材フェア-を行っています

今日明日とも朝10時から夜8時まで開催中です

今回はいつもの紀州材フェア-と違い場所も規模もコンパクトですが

その分、より多くの方に気軽に見ていただけると思います

紀州材のことはもちろん、家づくりやその他様々な相談にも

対応できると思います

会場でお待ちしております

お気軽にお立ち寄りください

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木の家のすすめ

昨日もある施主様と打ち合わせしました

聞かれたのは「鉄骨と比べて木造はどう?」

どう?と言うのは耐震・コスト等含めての話です。

耐震については木造だから弱いことはありません。

コストは概ね木造の方が安く済みます(基礎や躯体のコストが安い為)

室内環境は・・・木造(特に木本来の温かみを感じられるもの)の方がお勧めです

一般論になってしまいましたが、木造空間には我々日本人が昔から親しんだ

DNAのようなものを感じます。言葉での表現が難しいのですが・・・

機会がありましたら見学会などで是非、体感してもらえたらといつも思います。

写真だけでは伝わらない何かを感じていただけると思います。

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増築の悩み

最近、リフォ-ムや増築を考えられているお客様が多い

今日も相談で現場へ行ってきました

和歌山の場合、少し前の物件では検査済証が無い物件が非常に多い

本来、建物竣工時には完了検査が義務付けられているのですが、

検査を受けずにそのまま使用しています。

そのときはいいのですが、さて次回増築の際には確認申請が出せなかったり

構造判定など必要以上の業務が求められたりと中々大変です

建築の際には設計監理者が必ずいるはずです

きっちりとした現場監理と、中間・完了検査などの手続きも当たり前ながら

行っていくことが財産の保全や価値を保証することにつながっていきます

最近、増改築を考えておられるお客様が増えてきたように思います

いかに良い建物にしていくか・・・設計者の腕の見せ処ですね(^^ゞ

 

 

プランニングについて

設計をさせてもらうとき、当然プランニングから始めます

最初に数案だして、それからお話しをしながら煮詰めていく

場合が多いのですが、当然時間がかかります

PLANNo15とか普通にあったりします。

パ-スや現物見本も出したりします

でもお互い納得いくまで詰めていきたいのです。

もちろん現場が進むにつれての微調整や変更もあったりしますが

最初に時間をかけておくと比較的スム-ズに進みます

一軒一軒に掛ける時間は現場監も含めると相当かかります。

年間数件しか出来ないですが、家は買うのではなく造るものだと

思って丁寧に時間をかけてやっています

一緒に家造りを楽しんでみませんか?

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