非常に強い台風21号が紀伊水道を北上して、知人宅の屋根が
飛ばされたり、外壁が剝がれて断熱材も散乱していたり、高潮の浸水や
塩害で、築港のプレカット工場の加工が止まってしまう等、和歌山市内
でも甚大な被害が出ている様です。
そんな台風の爪痕が残る中、テーブルとベンチを納入させて頂きました。
途中停電で信号が作動していない所もあり、危ない思いもしました。
8月21日にご夫婦で会社に来られて、最初に和杢庵に展示している、
栃の天板をみて頂きました。これは当初お聞きしていた寸法に近い物でした。
続いて別に用意をしていた、楠の天板をみて頂きました。
こちらは、最初聞いていた寸法より少し長かったのですが奥様が
楠の天板を見るなり、「こっちのほうが良い」と、楠の表情を凄く
気に入って下さいました。
ついでに、ベンチも欲しいとの事でしたので、床のフローリングに合わせて杉でベンチも加工しました。
テーブルの脚も楠の木で作りました。
皆が集まるリビングに良い具合に収まりました。