貴志川の家　基礎工事　順調に進んでいます

今回基礎工事で　会としてのこだわりのポイントを並べていきます

１　サウンディング調査を行い　砕石の転圧をしっかり行います

２　シロアリ土壌処理　　防湿シート敷き(重ね300mm　テープ止め）

捨コン打設　　墨出し

捨コンは全面打ち

外周だけだと　墨出しの精度　防湿シートの破れ　ｽﾍﾟｰｻｰの被りの確保等

問題があるので　全面打ちにしています

 

 

３　鉄筋組み　　　図面通り正確に　鉄筋を組んでいきます

縦筋のフック45°に曲げる(かぶり確保のため）　　人通口の補強金

基礎の場所によって　13mm～19mmを使う

コンクリート打設時　職人さんが踏むので　鉄筋組みに関しては

全結束をしています

 

 

 

 

 

４　コンクリート打設　アンカーｰセットは立ち上がり打設前に

施工図を基にセッティングします　ホールダウン含む

設備の配管も打設前に仕込みます　貫通部の補強金も

忘れず入れます

コンクリートのポンプ打設　最初のしばらくは　　　水を多く含んだ　モルタルになると思うので

基礎の外で　処理をします。　基礎の中に打ち込まないようにしています

水セメント比が変わるためです　　　コンクリートの水セメント比は　56パーセントで打設しています

 

むろん　冬場の場合　温度補正等　その都度話し合いを設計者として

高品質の基礎を目指しています

 

 

 

著：前田純（株）和秋建設