2015年11月28日
設計と施工の分離3
前田さんと藤井さんが設計と施工の分離について書いてくれていますが
設計者の立場でそれを補足します。
設計施工とうたっている工務店や住宅会社がよくありますが大切なのは
自社に設計専門の人が社員でいるのかということが大事でさらにその人が
住宅設計のプロであるかということが問題です。ただ単に図面を書いたり
確認申請をだすだけの人は住宅設計のプロとは呼べません。一般的には
設計施工をうたっている会社でも設計は外注で確認申請を出す業務のみ
依頼している場合が多いです。設計の人を社員で雇っている場合でも
経験の少ない若い人が図面を書いている事が多いです。設計の業界は
ベテランになると独立してしまうということも会社にベテランの設計者がいない
理由です。設計に関しては自分で開業している住宅設計のプロに任せる方が
良いと思います。開業している設計者はもちろん設計料は高いです。
しかし折角一生に一度の家づくりで設計をおろそかにしたために住み心地が
悪い家になってしまったら本末転倒です。
是非信頼のおける設計者との家づくりをお勧めします。
構造・完成見学会は,建築主のご了解のもと、建て方中や完成後の住宅の見学会を随時行っております。
現在進行中の家
1 新家の家 泉南市 建築中
2 堺の家 堺市 建築中
3 粉河の家 紀の川市 設計中
・その他 2件打合せ中
工事中の建物の構造見学会は随時開催しております。
ご希望の方は、ご連絡頂ければご案内させて頂きます。