2016年4月2日
林業新時代の予感Ⅱ
前回のブログで 国産材の自給率が26年ぶりに30%をこえた
ことを書かせてもらいましたが、超えた理由の中では 技術の
進歩で外国の木材で合板を作っていたのを 国産材に切り替えて
きたことが一番大きいらしいです。1964年合板の材料の外国産の
割合は87.9% 50年後27.6%に減少 国産材の構造用合板がどんどん
普及しています。
しかし 住宅の構造材の割合で言えば 国産材の割合は柱で4割
梁材で1割 筋交いなどの羽柄材で3割しかまだ使われていないそうです
国としては 2020年までに木材の自給率を50%に上げる目標を立てています
目標を達成する最短の方法は 各都道府県で地場の木材を使って家を建てていく
ことが一番の近道ではないのかなと思います。
国産材が活用され 地場の木材を使うこと(地域資源を最大限活用すること)が
森林整備が進み 防災や貯水などの森林の公益的機能も高まり 荒廃していく
山を守ることができ 次世代へ引き継げるようになると信じています。
大量生産型の家づくりが大半ですが 地域のこと 次の世代のこと
いろんなことに思いを巡らせ今一度立ち止まり 考える時が来ているように
思っています。
構造・完成見学会は,建築主のご了解のもと、建て方中や完成後の住宅の見学会を随時行っております。
現在進行中の家
1 新家の家 泉南市 建築中
2 堺の家 堺市 建築中
3 粉河の家 紀の川市 設計中
・その他 2件打合せ中
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