2015年12月19日
庇の効果
最近の家は庇がなかったり、庇があっても40~50センチ程度
しか出ていないものが多いですが庇の効果をもっと見直して
ほしいと思います。基本的には庇は90センチ以上出したいものです。
それによって夏の日差しを遮ることが出来ます。また冬は庇があっても
太陽の角度が低いので十分光が入ってきます。また雨漏りも窓周りで
起こることが多いのですがそれも庇の効果で防ぐことができます。
他にも外壁の塗り替え工事は通常10年から15年ごとにしないと外壁材料が
劣化しますが庇がある場合は雨も日差しも当たりにくい為外壁の塗料の
劣化がかなり防げますので塗り替えの期間をもっと長くしても大丈夫です。
昔の家は外壁が土壁や杉板など耐久性のない素材でしたが庇が深く出ていたので
100年や200年もっています。
また庇があることによって外観に陰影がでて雰囲気が良くなるという効果
もあります。
私の設計では極力庇をつけるようにしてデザインもかっこよくなるように
構造・完成見学会は,建築主のご了解のもと、建て方中や完成後の住宅の見学会を随時行っております。
現在進行中の家
1 新家の家 泉南市 建築中
2 堺の家 堺市 建築中
3 粉河の家 紀の川市 設計中
・その他 2件打合せ中
工事中の建物の構造見学会は随時開催しております。
ご希望の方は、ご連絡頂ければご案内させて頂きます。