ブログ一覧

2016年3月25日  カテゴリー:ブログ

町の工務店ネットに加入しました

木の家をつくる会ではないですが 私の会社 和秋建設が

町の工務店ネットに加入しました。

一般的なフランチャイズ的な会ではなく

各工務店、地域の知恵を相互に活かしあいながら

また地域のことがよくわかっている工務店で家を建てるのが

一番だということを みんなで考えながら,また学びながら

勉強していくところです。 代表の小池一三さん 私が読んでいた

チルチンびとの創刊に携わり 編集人を務めていた方です。

また2000年に「近くの山の木で家をつくる運動」を提唱し

林業再生 地域材利用の発火点となりました

私の会社や 木の家をつくる会でバイブル的に使っている本なのですが

前にブログでも紹介したことがありますが「木の家に住むことを勉強する本」

という本なのですが、この本にも関わった人です

そんな人が 代表である町の工務店ネットだから今回加入することにしました

地元の木材を使うこと等々  木の家をつくる会の思想とラップするところは

多々あるように思っています。

またケーススタディハウスなど皆さんに アピールできる地元の木材を使った

住宅の提案もできるようになります。また日ごろから使っている 自然素材の

良さやどんな商品が優れているかなど 使ってきてこれが一番いいとの

バックボーンがあるので いろんな面でこれから伝えて行けたらと思っています。

いいと思う考え方 和秋建設 木の家をつくる会 分け隔てなく共有できたらと

思っています。

IMG_1759

 




著:前田純(株)和秋建設


2016年3月24日  カテゴリー:ブログ

木の家をつくる

「木の家をつくる会」で私が設計するときいつも心がけていることがあります。

それはどれぐらいのバランスで木を見せるかということです。

会で扱う紀州材は色つやもよく、木目のきれいな材で、すべての部材を表に出して見えるよう

にしたいのですが、そこをぐっとこらえて効果的に見せるようにしています。

それは木を前面に出しすぎると、木に意識がいき過ぎるような気がするのと、ちょっときつい

(表現が悪いですが)感じがするからです。

日々の生活は、何かを意識しすぎることなく、ゆったりと生活してほしいと思っています。

それ以外に、ソファー等の置き家具もいろんなデザインのものが合わせやすくなります。

見せる木もできるだけ力強さが表れるように、意識的に表す部材を選別しています。

力強さが感じられると、安心感があり、よりゆったりとできると思うからです。

以上は私の考えですが、会には6人の設計者がいます。

当然、それぞれ違う考えを持っていますので、気の合う設計者を見つけて一緒に木の家を

つくってみませんか。

直川の家




著:山野 公嗣 スペースデザイン


2016年3月20日  カテゴリー:ブログ

木の家のすすめ

昨日もある施主様と打ち合わせしました

聞かれたのは「鉄骨と比べて木造はどう?」

どう?と言うのは耐震・コスト等含めての話です。

耐震については木造だから弱いことはありません。

コストは概ね木造の方が安く済みます(基礎や躯体のコストが安い為)

室内環境は・・・木造(特に木本来の温かみを感じられるもの)の方がお勧めです

一般論になってしまいましたが、木造空間には我々日本人が昔から親しんだ

DNAのようなものを感じます。言葉での表現が難しいのですが・・・

機会がありましたら見学会などで是非、体感してもらえたらといつも思います。

写真だけでは伝わらない何かを感じていただけると思います。

IMG_1337




著:佐原 久登S・A設計室


2016年3月18日  カテゴリー:イベント情報

第二回勉強会

第二回の勉強会が4月29日(祝)金曜日に午前10時から

開催されることになりました。

今回設計のほうから 島村さんが担当で

(仮称)住まいと健康を考える(室内の空気環境)のお題で話をしてもらう予定です

そして体験型の勉強会で珪藻土を一緒に塗ってみようも開催します

珪藻土もすべて性能が一緒なのかというと 使うものによっていろいろ

違います 私たちが使うものの説明と 一緒にDIYで塗ってみようと思います

そしてなんでも相談してもらえるよう お茶も用意して

茶話会的を建築家さんとできるようなイベントにしようと

思っています。 島村さんがいろいろ考えてくれてます

詳細はまたブログで報告します。




著:前田純(株)和秋建設


  カテゴリー:ブログ

和の住まいのすすめ

あるところで 和の住まいのすすめという小冊子を見つけました

平成25年10月に 文化庁 国土交通省 経済産業省等々6つの

省庁合同で 和の住まい推進関係省庁連絡会議というところ発行した

冊子です。 現状は手に入れることはできないようですが。

PDFでみることができます。

和の木の家に住むこと  今に生きる日本の住まいの知恵など

深い軒 畳 襖 瓦屋根 土など住まいの要素ごとに分けて説明しています

新築の紹介また 築70年の古民家で和を発信している記事などのってあり

和の文化を後世にどのように残していくかのバイブル的な小冊子になって

います。 工業製品化された住宅とは一線を画す古美る和の住まい

古民家再生に興味のある方も 一度読んでみてほしいです。

1458276843141




著:前田純(株)和秋建設


2016年3月17日  カテゴリー:ブログ

木のやわらかさ

建物を建設する方法としておおまかに工法を分けると、

木造・鉄骨・鉄筋コンクリートと三種類に分かれます。

私はいつもその構造に合わせて「らしさ」を大事に設計を

行なうようにしています。

特に木造、木の家については「木造らしさ」を大切に考え設計を進めます。

では、何が木造らしさなの?となると思いますが、

私の場合は木造特有のやわらかい空間を獲得することとなります。

ただ、木がたくさん見えているというのではなくて、適度に木が現れていて、

木の香が漂う、心地良いやわらかな雰囲気のある空間になること。

もちろん、設計者によって考え方、空間のつくり方は異なりますので、

まずはお話して気が合うか、そして今までつくられてきた家を

見せてもらうことが良いかと思っています。

真面目に木の家に取り組んでつくられた住まいを是非体験しに来てください!

木_20160316




著:SIMS建築設計