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2016年3月31日  カテゴリー:ブログ

木の家の設計のポイント

木の家をつくる会で使用している構造材は、紀州熊野材です。

・色合いが良くつやがでる。

・年輪が正円に近い為すなおな木で狂いが少ない。

・年輪が密の為ねばり強く耐久性に優れている。

 の特性があり構造材では、全国的に見てもナンバーワンです。

 この柱、梁の木組は、リズミカルであり力強さも感じます。

  又、葉枯し自然乾燥をしているので木の温かさ・堅さ・

 なめらかさ・調湿性・見た目のやさしさ・香り等の特質を活かすべく

 ほど良く木を表しにして空間造りをしています。

 木に囲まれた室内は、心にゆとりと安らぎを与えてくれます。

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著:大谷建築設計事務所 大谷


  カテゴリー:ブログ

お知らせです!

4月の勉強会でお話をさせていただく、SIMS建築設計の島村です。今回、塗り壁材についてお話をさせていただくのですが、その内容については次回にさせていただいて、今日は私事のご紹介です。

ずっと更新できていなかった弊社ホームページの更新を予定しています。
WORKSやプロジェクトを整理していくと、独立してから沢山させていただいてきたなあと、
お客様への感謝の気持ちで少し感慨深くなりました。
昨年から「木の家をつくる会」にも入会させていただいて、更に木の家づくりに取組める環境にあります。この会を通じて木が好きな方と出会い、一緒に家づくりが出来ることを楽しみにしています。

▼4月1日の更新予定です。それまでワンカットだけご紹介。勉強会でご紹介するものではありませんが、塗り材を壁に施しています。是非、ホームページもご覧ください。

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著:SIMS建築設計


2016年3月29日  カテゴリー:イベント情報

小さな紀州材フェアを開催します

定期的に和歌山県主催の紀州材フェアに参加させていただいています

年に3回 和歌山のイオンのヒルズコートやりんくうのイオンのイオンホールなどで

開催されます  その時々参加させてもらって紀州材の良さ 地産地消の大切さなどを

アピールさせてもらっています。 少しづづですが国産材の自給率も上がってきて

26年ぶりに30%をこえてきています。国としては2020年度で自給率を50%までもって

いく目標を立てています。 地方経済が疲弊してゆく中で どのように地元を元気にしていくか

地域資源を(私たちの場合自然乾燥の紀州材)を和歌山の人たち 南大阪の人たちに

もっと知ってもらう活動を自ら行っていくことになりました。

木の家をつくる会を主体として  各設計事務所  和秋建設 藤井松商店のメンバーで

今回初めて イオンモールりんくう泉南の2階 LUSH前の通路(通称ブリッジ)で

4月9日(土曜日) 4月10日(日曜日)両日 「小さな紀州材フェア」を開催すことになりました。

私たちが使う 自然乾燥された(葉からし材)の紀州材とは

なぜ大工さんで手刻みして建てるのか 大手ハウスメーカーや地域のパワービルダーでは

なぜやっていないのかなど 各日共会の建築家の人たちと 色んな話ができるように

お待ちしております。 まず紀州材をもっともっと知ってもらうことから 平成28年度 私たちは

アクションを起こし始めます。

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前回 和歌山のイオンのヒルズコートで開催された紀州材フェアの様子です

 




著:前田純(株)和秋建設


2016年3月28日  カテゴリー:ブログ

たとえばなし

設計事務所が住まいづくりでお役に立てる事についてのお話し。
木の家の設計については、他の設計メンバーが書かれているので、
少し視点を変えて。

この前のブログで少し触れましたが、先日の勉強会のリハーサルで
「判り易い」ってお褒め頂きながら、すっ飛ばしちゃった例え話。

あなたは熱が出てしんどい時にどうしますか? 風邪引いたと思って
薬局に行って、風邪薬を買いますか?それとも、病院に行ってお医者
さんに症状をお話しして薬を出して貰いますか?

どちらにしても“薬”は手に入りましたね、もしかしたら同じ“薬”かも
知れないです。でも、その薬を手に入れるために取った行動はまるで
違います。

Aさんは自分で症状を判断して、自分に合うであろう薬を手に入れた。
Bさんは自分で判断せずに、病院に行って自分の症状に有った薬を
処方して貰った。

Aさんの行動力は素晴らしいですね。でも、もしかしたらAさんの
病気は風邪では無くて、他のもっと恐ろしい病気なのかもしれない。。

Bさんはただの風邪で、わざわざ病院に行く必要の無い程度の病気
だったかも知れない、でもそれは病院で診察して貰ったから判って
事ですね。Bさんはお医者さんに診察して貰い、安心して処方して
貰った薬を飲む事が出来たと思います。

私達設計者がお役に立てる事は、お医者さんの役割に近い処が有り
ます。かっこいいデザインの家を設計する事も重要な事ですが、建主
さんのお話しに耳お傾け、その人、そのご家族の為の処方箋(設計)
をつくり、判りやすく説明して、納得、安心して住んで頂ける住まい
づくりのお手伝いをさせて頂く事が重要な役割だと思います。

100の家族があれば、そのご家族に合った住まいは100通りです。
趣味趣向、家族構成、土地の条件、生活スタイル、将来設計、大切
にしたい事。考えなくっちゃいけない事は沢山あります。それらを
一つ一つ紐解いて、納得して設計を進めていく、現場が始まっても
一緒に考えながらつくり上げていく、あなたの為、ご家族の為だけ
のオンリーワンの住まい、一緒につくりませんか。

桜森町の家 想建築工房




著:山中 淳想建築工房


2016年3月27日  カテゴリー:ブログ

林業新時代の予感

クリニックの見積もりの期限が 迫ってきているので

会社に出てきて仕事を始める前に コーヒーを飲みながら

新聞に目を通していると 企画特集で林業のことが特集されていました

特に私が注目したのは 今回森林組合を束ねる全国森林組合連合と

木材業者が加盟する全国木材組合連合が木材を売る側、買う側という

利害関係をこえて 木材を優先的に活用するウッドファースト社会の実現に向けた

行動宣言に調印したそうです。26年ぶりに国産材の普及率が30パーセントをこえた

ことなど 木にかかわる人たちが地場の木材を使って安定供給できまた需要がさらに

拡大されること望んでいます。 和歌山県も人口減少がこれからも続くと思いますが

地域活性化をしていくために一番効果あるのが地域資源の活用だと思っています

特に和歌山は紀州材という他府県に誇れる地域資源があります。

私たちが声を上げる力は 小さいかもしれませんが 勉強会や紀州材のイベントなどを

通じて理解してもらえるように また4月、5月とりんくうのイオンで 小さな紀州材フェアも開催

予定なのでもっとみなさんと話ができればと思っています。

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紀州材のよさを体感できるショールーム「和杢庵」




著:前田純(株)和秋建設


2016年3月26日  カテゴリー:ブログ

最初の打ち合わせ

今回、和歌山市内で新築される施主様と

和秋建設の前田氏と設計事務所の私の3者で

初めての打ち合わせを和杢庵で行いました。

敷地の事、長期優良住宅の事、補助金の事

ローンの事、これからの日程の事等

打ち合わせは、多岐にわたりましたが

設計の仕事が始まる前にご説明させて頂きました。

これから施主様と共にひとつずつハードルを越えて行きます。

 




著:大谷建築設計事務所 大谷