本日、有功の家の配筋検査を行いました。木の家をつくる会では設計と施工の立場を分けていますので、木の家をつくる会で設計をする場合でも通常の設計・監理の物件と同じように設計事務所の責任で検査を行います。もちろん木の家をつくる会の施工メンバーは日頃から施工に関して意見を交わしていますので今回の配筋検査も問題なく合格です。いつも通りの素晴らしい施工でした。しかし、それが馴れ合いになってチェックしなくても大丈夫だろうとお互いに思うようになると必ず間違いが起こりますので、大切なクライアントの家の品質を守るために２重３重のチェックを行っています。ハウスメーカーで建てる場合は我々のような設計者として第３者の立場で現場をチェックする人がいないため万が一間違いがある部分があっても会社にとって都合の悪いことはクライアントに伝わらずにうやむやになってしまうこともありますので注意が必要です。基礎の鉄筋は隠れてしまう部分なので特に注意が必要なのと、基礎がしっかりしていないと家自体の耐久性にも関わりますので注意が必要です。

貴志川の家２ですが　引っ越しも終わり

家族3人仲良く生活が始まっています。

残っていた　外部工事ですが

表周りも大体完成に近づいてきました

化粧ブッロク積みと杉の羽目板で塀をつくってあります

ポストも塀に埋め込んで有ります

本日　木部に保護材を塗りました

あと笠木を取り付け　インターホンと照明をつけたら

大体完成になります。

並行して　貴志川の家の施主様の旦那さんの実家

奥さんの実家　リフォームを頼まれていたので

打ち合わせも行ってきました

どちらも並行して　見積もりを完成させて

来週にうちわせしたいと思っています

先の投稿より少し時間がたっちゃいましたが、夏楽しまれてますか？
僕は今年は少しお休みを多めに頂いて、夏を満喫してます＾＾
といっても、会社勤めの方のように毎週決まった休みがある訳では
ないので、折角の夏休み、子供たちには少し寂しい想いをさせちゃっ
てるかもしれないのですが。。

さて、00のブログで予告させて頂いたとおり、今回は『桜森町の家』
の設計打合せのお話しをさせて頂きますね＾＾

建主ご家族との出会いは、木の家をつくる会が参加させて頂いた、
泉南イオンでの紀州材フェアへお越し頂いたのをきっかけに、事務局
より「犬好きの建主さんが、犬に好きの人に設計担当して貰いたいっ
て言ってるんだけど面談参加する？」って声がけ頂いて、お会いした
のが初めでしたね～。

他のメンバーの設計者も別に面談した上で選んで頂きました、うちの
老犬ジミーちゃんが結んでくれたご縁でした＾＾

後日、想建築工房にお越し頂いて初打ち合わせ、手書きの夢の間取り
と沢山の希望を持って来てくれました。

コレをベースに色々とお話しをお聞かせ頂いて～
ご主人は言葉数は少なめだけど、凄くこだわりをお持ちなことや、とても
明るくて元気な奥様が掃除と雑貨と犬が大好きで、友達や親戚を迎えて
過ごす休日が楽しみな事、ご夫婦お二人でよく晩酌される事。
飛行機好きのおにいちゃんは退屈になってくると「おなかすいた～」が
口癖なこと。
恥ずかしがりやな妹ちゃんはおにいちゃんと遊ぶのが大好きで＾＾
ご家族のことを知れば知るほど、ご家族の住まいの設計を担当させて
頂くことが楽しみになりました＾＾

理論的なご主人と片付け上手な奥様、今持ってる荷物や子供たちの節句
の置物をどこに片付けようか？なんてかなり具体的なお話しが出たので
「プランを考える前に、今のお住まいを見に行かせて頂きましょうか～」
って事になりまして、後日お伺いして荷物の大きさなんかを細かくチェック
させて頂きました。

お次は敷地の状況確認。
今回、場所が神戸市北区になるので、ネットで行き方を確認、渋滞を予測して、
朝6時半ごろに出発、でもちょっと渋滞に引っ掛りました。。
到着時間は9時半を軽く過ぎてたようなぁ。。
少し迷子になりましたしね。。ナビ付いてるんですけどね。。

敷地は南側に公園があって開けてて、角地の凄く素敵なところで、風通しが
良くて、光がふりそそぐ素敵な住まいになるだろなぁ、なんて想像を膨らまし、
でも、想像していた以上に寒そうだなぁ。。なんて事を身をもって体感して、
電気や水道の引込み、排水枡の位置なんかの具体的な事なんかも確認して
きました。

敷地だけじゃなくて、地域が変わると色々と手続きも変わる可能性がある
ので、神戸市役所にも立ち寄って～
和歌山市が申請関係ではとっても楽なことを実感し。。。
想像以上の移動時間にも少々ヘコタレて帰って来たのを思い出します。

この時点で3/10、2/9の面談から既に一ヶ月が過ぎておりました。。
次回打合せ、初回プラン提案日は3/16、少々あせりを感じておりました。。

遊んでた訳じゃぁないんですよ、色々と必要な手順を踏んでいったら
そうなっただけで。。
あと、敷地の形状はわかってますし、要望もお聞きしてるんで、ある程度
はプラン作りは進んでるって事を補足させて頂きますね。

おっと、かなりな長文になっちゃいましたので、続きはまた次回に～

今年の9月30日になると　木の家をつくる会ができて

丸10年が経ちます。

10年という一つの節目を迎えることになります

当初自然乾燥された　紀州材になかなな巡りあえなかったことや

全国で顔の見える木材での家つくり　グループ30選に選ばれたことや

小さいながらも　和杢庵という　紀州熊野材のショールームを開設したことなど

昨日のように思いだされます。

さすがに会のメンバーや私個人もそうですが10歳としをとってしまっています。

もう一度初心に戻って　新しいこれからの10年をスタートさせたいと思っています

そのために　新しく会に若いメンバーを参加してもらったり

紀州材の普及のために南大阪でも　活動を行うことや

その第一弾で９月12日13日　北花田(堺）のイオンで紀州材フェアに参加したり

土地探しのために不動産業者さんとタイアップしたり

新しい企画　勉強会　また和秋建設も　新しいスタッフを１０月から迎えて

会ともども　新しいこれからの10年に向けてスタートを切ろうと思っています。

神戸の桜森町の家によってきました

引き渡して約五ヵ月が経ちます

施主様ご夫婦　　子供さん2人　家族4人

楽しく　健康で過ごしてくれています。

引き渡しをしたとき　何もなかった庭に

アサガオが咲いていました

木製のフェンスに絡まり　きれいに咲いています

そこの家族が育て　庭に安らぎ感をつくっているように

思いました。　引き渡して　少しばかりの間に

そこに住む人たちの生活感が感じられるように

なってきています。　これからもっと時間たつと

その感じが　もっともっと深くなっていくのだと思います。

建物のメンテナンス含め　これからもそこの家族に

彩られていく家を見ながら　お付き合いしたいと思っています